役立つ心理コラム

比較してへこむ

家庭内、職場内、学校内様々な場面で周りの人と比較して落ち込んでしまう事があるでしょうか?
多種多様な人間関係の中で人と比べてしまう事は仕方のない事かもしれません。
他人と比べても意味がない、個性を大切に!と頭ではわかっているのにどうしても
「私はあの人よりも劣っている」「この中で自分が一番できていない」「あの人は自分よりもうまくいっている」「みんなできているようにみえる」と思ってしまいます。
完璧な人はいないからこそ自分よりも素敵な部分を持っている人はたくさんいるでしょう。

比較をして自分のダメな部分が見えた時はつらい気持ちになりますが、比較は決して悪い事ではありません。

自我を形成する際は人との比較によって自分を認識し始めます。
目を向けていきたいのは、比較によって生じる優越感と劣等感の2パターンがあるということです。

比較をして落ち込んでしまう状態は、劣等感を感じている時でしょう。

劣等感は自分自身の視野を狭くしてしまいます。
相手にあって自分に無いものは何でしょうか?どんな人を比較対象にしているのでしょうか?思考のパターンを紐解くと大切な事が見えてくるかもしれません。

劣等感がご自身の心に影響を与えているとしたら少しずつ見方を変えて癒していきませんか?
カウンセリングを通してご自身を大切にしていくプロセスを一緒に見つけていければと思います。