過去のことで悩んでしまったら
2019年7月1日
こんにちは、カウンセラーの葛谷です
なにか仕事でイヤなことがあったり、しんどいとき、
つい「あの時はよかったのになー」とか、「あの頃に戻りたいなー」と思うときありませんか。
私もよく社会人になりたてのとき、学生時代にもどりたいと思っていました
ただ、よくよく考えてみると、もちろん学生時代も楽しいこともたくさんありましたが、
大学では、研究室に泊まって夜通しで作業することもあったり、人間関係で悩んだりと楽しくないことやつらいこともありました
そういうつらい記憶は忘れてしまい、自分にとってよかった記憶は時間とともにどんどん美化されていくこともあるようですね
記憶って実は曖昧なものですね
実際、記憶の曖昧さに関する実験もさまざま行われていて、以下の動画もたいへん興味深いです
この動画からもわかるように、どこに意識を向けるかで記憶って当てにならないものだなと考えさせられますね
ちなみに、過去のよかった記憶だけでなく、つらかった記憶に対しても
過去の事実そのものではなく、記憶を自分で再構築してしまうこともあるみたいです
嫌な過去にとらわれすぎると、嫌な記憶がどんどん塗り重なり、さらにひどい記憶になることもあるようです。
恐ろしいですね
何か失敗をしてしまったとき、自分にとってよくない事が起きたとき
「なんでこんな失敗をしてしまったんだ?」とか「なんでこんなことが起きてしまったんだ?」とか
過去の過ちを悔いてしまうかもしれません。(私もたまにやってしまいそうになります。。)
でもそうすると、逆に過去にとらわれてしまい、逆効果になってしまいます
過去にとらわれすぎず、今という時間やこれからに目を向けていきたいですね
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