人に弱音を吐けるという事
2019年12月3日
こんにちは、カウンセラーの荻原です。
どんどん冬の足音が差し迫ってきた今日この頃、風邪は引いてないですか?
最近知人と食事に行った時の話なのですが、私はその知人が完璧主義のように見えてどうも苦手でした。
自分にできることは命令口調で強制的、どんな時でも主導権を握ってくるタイプでした。
初めはせっかくお誘い頂いたのに、どう断ろうかと悩みに悩んでいましたが、これも何かのご縁なのでご一緒させて頂こうと決めて会ってきました。
会ってから、またいつものペースかなぁと思って話していましたが、今の仕事や家族についての悩み、自分に対する自信がないことなど、
沢山話をしてくれました。
そうなると、今までその人を見てきた時とはまたちょっと違う視点で見れるようになり、距離もぐっと縮まった気がしました。
自分の弱みをさらけ出せない人の多くに、「~ねばならない。」という責任感の強い方が多くいらっしゃる思います。
誰かに頼ってはならない。自分一人で解決しなければならない、我慢しなければならない、など。
一人でなんでもできることで自分を守ってきた面も多かったと思います。
ただ人との関わりの中で、弱みをさらけ出せないのは孤独な状態なのではないでしょうか。
本当は誰かに聞いてほしい、本当は誰かと分かち合いたい、そんな素直な気持ちが大事なのではないかと思います。
打ち解けられたほうも悪い気はしないと思うのです。
大事なのは、自分に課したルール、それは絶対ですか?と自分に問いかけることです。
一人で持ちきれない荷物なら、だれかと一緒に持てばいい。
そうやって自分の弱みをさらけ出すことで、人との信頼関係もできてくるのだと思います。