自然の恵み
こんにちは、カウンセラーの佐藤です。
最近旅先やニュースを見ていても日本の歴史を知る機会が増えてきました。
歴史を知れば知るほど私達は自然の恩恵を受けて生活している事を感じます。
その中でも今日は日光の事について書こうと思います。
日光を浴びるとストレスが減るということは聞いたことあるかと思います。
太陽の光を浴びる効果は下記の3つがあります。
①起床のしやすさ
②憂鬱気分の解消
③生活リズムの改善
太陽の光を浴びると、セロトニンといういわゆる幸せ物質が分泌されストレスやイライラの解消、精神安定がなされると言われています。
では、このセロトニンが分泌されるにはどれくらいの照度が必要なのでしょうか?
セロトニンが分泌されるにはおよそ照度2500ルクスは必要と言われています。
私達が室内で電気をつけて生活している時の照度はおよそ500~1000ルクスです。
部屋の中にいて生活しているだけでは明らかに不足しているのです。
曇りの日でも日中外に出るだけで1万ルクスあり、カーテンを開けて窓辺にいるだけでも2000ルクスはあるといわれています。
会社員が多い現代は、日中はオフィスにいる人もほとんどです。
昼休憩にも外に出ることなくデスク、食堂など屋内で食事をしている人も多いかと思います。
浮かない日が続く時は、食事を早く済ませて10分でも外に散歩に出てみるのも良いかもしれません。
また、夜勤生活の人も増え、おまけにスマホ、PCなどのデジタル普及もあり、生活スタイルも大幅に昔と変わりました。
寝る時間が朝の人もいるかもしれません。
遮光カーテンは夜勤明けの方の睡眠にはベストかもしれませんが、朝に起床する方にとっては日光が入らない遮光カーテンよりも日差しが入るカーテンが良いと言います。
朝、太陽の光によって自然に目覚め、日没から夜が訪れ、暗闇によってメラトニンという物質が分泌され、就寝する。
という太陽の光によって調整されていた私達の生活は今や変わってきています。
働き方は変えられずとも太陽の光を意識してカーテンを変える、外に出てみる等少し生活を変えてみるのはどうでしょうか?
何でも手に入りやすくなった今だからこそ、昔から当たり前にある「自然」に今注目されているのだと思います。
人付き合いもそうですが、自然との付き合い方も考えていきたいものですね。